Excel VBAを学ぶ。製造業へ如何に活かすか。

自己啓発

こんにちは。おおかみです。

僕は、製造業の環境で監督者に従事しています。
最近、PCを扱わせて頂く機会が増えてきたので、またPCのショートカットキー等
を学び直している今日。

今の会社の入社直後、僕は間接部門にいたので元よりPCを扱うのは慣れているのですが、
PCを活用することを出来ずに殆ど使わない現場部門に移動してしまいました。
現場では基本的に班長クラスの方からPCの所有を許されている為、現場に来てから4年程は職場で全く
PCを触る事がありませんでした。
生産がメインの現場な為、どうしても現場の方々はPCの扱い方に素人感が強く出ている様に思えます。

近年、DX(Digital Transformation)やIoT(Internet of Things)が常識となてきている中、
日本の製造業は諸外国に比べかなり遅れていると言われています。

もちろん、僕の居る会社も最近やっとDX専用の部署が開設されましたが、やはりうまく行っている
雰囲気はありません。

せっかくPCを触れそうな環境になったのだから、これを有効に活用しない訳には
行かないと感じました。
目標はDX部署よりDXする事です。笑

DX(Digital Transformation)は、「デジタル技術を活用して、ビジネスや社会を変革すること」
を指します。
単に新しいITツールやシステムを導入するだけではなく、組織の文化や業務プロセスを根本的に見直して、より効率的で付加価値の高い形に変えていくことを目指しています。

IoT(Internet of Things、モノのインターネット)は、物理的なモノにセンサーや通信機能を搭載し、それらをインターネットにつなげる技術や仕組みを指します。これにより、モノ同士やモノと人間がデータをやり取りし、さまざまな操作や制御を自動化・効率化できます。

IoTは、DXの「デジタル技術を活用して変革する」という目的を支える強力なツールです。IoTが生成するデータやリアルタイム性がDXの実現を加速させ、DXはIoTの導入価値を最大化します。両者をうまく活用することで、ビジネスや社会に革新をもたらすことができます。
製造業ではスマートファクトリーが謳われることが多いです。
IoTを導入し、設備の稼働データを収集・分析することで、故障の予測や生産スケジュールの最適化を実現。これにより、製造業全体の変革(DX)が可能になると言うものです。

以上の事からDXとIoTは密接な関係があります。
IoTは、DXを実現するための重要な技術や手段の一つと言えると思います。

ここでDXやIoTを発展させることの出来る最新技術の勉強を紹介。。。。

ではなくExcel VBAについての記事になります。笑
なぜExcelのVBAなのか。

まず、

Excel VBAと何なのか。
Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれているプログラミング言語で、繰り返し作業や複雑な処理を自動化したり、Excelの機能を拡張したりするために使用されます。

  • 簡単な作業から複雑な処理まで幅広く対応可能。
  • 非プログラマーでも比較的学びやすい。
  • Excelの標準機能では対応できない要件にも柔軟に対応。

というメリットがあります。

人気プログラミング言語のPythonやC語はそれなりにルールを知っていないと難しいものがあります。
Visual Studioなどのソースコードエディタを用いることが多く、必要知識ボリュームは必然的に
多くなっ行きます。

また、企業によっては エディタをダウンロードするにはセキュリティ上の都合などで申請が必要な場合
があったりとお手頃に扱えないことがあります。


Excelは多くの企業が扱っているとこと、開発タブを設定することでエディタなしでプログラムを組み易い利点があります。
また、ある程度何をやりたいか整っていればプログラムはWeb上に多く材料があります。
AIなんかを使えばコードをつくてくれたりします。
企業に勤める中で一番手を出しやすいプログラミング言語ではないでしょうか。

デメリットは、

  • マクロウイルスが存在すること。
  • Excelの更新、バージョンアップがあるとそのプログラミングにバグ、無効になってしまうなどの
    不具合が発生する可能性がある。

マクロウイルスは、Microsoft Office製品(WordやExcelなど)のようなアプリケーションのマクロ機能を悪用して作成されたコンピュータウイルスの一種です。
例えば、とても便利な自動化Excelファイルをもらって開いた所ウイルスに感染するといったものです。
Excelには初期状態では開けない様になっています。
ユーザーの任意でそれを解除する操作が必要になってます。
安全だろうと思ったら。っというパターンがあるそうです。

Excelの更新は企業のその部門の意向によって行われるものと思います。
こればっかりはどしよもないような気がします。
変化点のあった部分のコードを更新する事が策でしょうか。
PythonからVBAを操作する事で更新に左右されないで動作させることができる様ですが、
少しハードルが高く感じます。

VBAの実証性を証明してから上長に次のステップへの意見具申をすると良いかもしれませんね。
VBAを扱えることが次のステップに繋がるのかなと思います。

今、考えている構想です。
僕の職場では以下の作業を行なっています。
全て納入日をラベルが来たらそれを見て、その製品の点検用紙(Excelフォーマット)に
手入力で打ち込み印刷しています。

改善前

上記の図の中で、ラベルに関しては必ず他の部署から発行される為、不変であること。
生産の日程は何週間か前にExcelフォーマットにて展開されることを踏まえて、以下の
改善を構想しています。

改善構想

理想は印刷まで自動化したいです。
だいぶ工数を削減できるのではと考えています。

コードの作成で現状わかっていることはファイル間のオブジェクトの参照、
プログラム終了同時に印刷出力。
とても複雑そうに見えないですが、やってみるとこれがなかなか難しい。笑

今後、こういったコードも成功すればどんどん公開して行きたいと考えています。

作成中のVBAのコードは素人でも意外と理解しやすいと感じています。
また、身近なExcelにて作成するのでアウトプットを出しやすいことがモチベーション維持に
繋がることと思います。

実際に読んでみて分かりやすく、実践しやすい書籍を最後に紹介します。

漫画風に進行し、コード解説も理解しやすい内容になていると感じました。
実践に近い例も記載されている事や、ケース分けでコードを解説しているので、
アウトプットを出しやすくモチベ維持に繋がりました。

是非、気になった方は読んでみてください。

では!!

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