妻が鼠講に引き込まれそうになった話。

雑記経験

どうも。おおかみです。

鼠講に妻が引き込まれそうになった経験を記事にしたいと思います。
鼠講界隈の人間がどんな人たちなのか。
どんな人をターゲットにしているのか、手口はどんな感じなのか概要を紹介していきます。

鼠講(ねずみこう)は、新規参加者を募り、その参加者がさらに新たな参加者を紹介することで利益を得る仕組みのビジネス手法です。一般的にはピラミッド型の構造をとり、上位の参加者が下位の参加者から得られる収益の一部を受け取る形式で運営されます。

日本では、主に「無限連鎖講」として法的に禁止されています。

鼠講の特徴的な点は、収益の大部分が新規参加者からの参加費や商品購入によるものであり、新たな勧誘者を増やさない限り利益が生まれにくいことです。そのため、最終的に新規参加者が減少すると、収益が止まり、後から参加した人々が損失を被る可能性が高くなります。
このような仕組みは社会的に問題視され、多くの国で違法とされています。

一見すると合法的なビジネスに見えることが多いのも特徴です。商品の販売を伴う形で合法的に見せかけるケースもありますが、基本的には新規勧誘者を増やすことが目的となっている場合が
ほとんどです。

当時、妻は医療現場にて仕事をしていました。
かなり疲弊しており体調も崩しがちになっており、精神疾患の診断を受け休職もしていた
時期がありました。

職場の雰囲気に賛同できない部分もあったみたいで、愚痴もぼちぼち出ていたのを覚えています。
復職後も突発休みも多い状況でしたが、職場側はクビにすることはなく、
面談などを設けて対応してくれていたので僕的には面倒見が良い職場だなと思っていたのですが。。。。

休みが多くなっている時期に妻との会話の中に聞きなれない人物の名前が
所々出てくるようになりました。
Mさんと名付けます。

話を聞いていると、Mさんは「副業を一緒にしようよ。」と誘えわれている。っとの事でした。
副業自体は反対では無かったのですが、妻の職場は副業禁止である事を知っていた僕は、
大丈夫なのか?っという懸念を伝えていました。

副業ができないのは時代遅れ感が否めませんが、ここまで突発休みをしても面倒を見てくれているのに
禁止事項をやる事に疑問を感じていました。
また、当時コロナが大流行しており外食や三密回避が特に厳しく言われていた時期に、
その副業コミュニティでのパーティーに参加すると言い出し、激しく反対したのを覚えています。

時期が時期な上に、医療従事者が軽率な行動を軽くしようとする
そのコミュニティに反感が大きかったです。


その副業の実態は下記の通りです。

  • 入会費で7万円のコースと20万円のコースがある。
  • 化粧品の販売
  • まず本人もその化粧品を購入し使用する。(その売り上げ、勧誘インセンティブは紹介者行)
  • 仮に販売できた、入会者を獲得できた場合、その売り上げの何%は本人に。残りの何%かは本人を紹介した人に入る
  • 仲の良い知り合いしか誘っていない。

どれもこれも僕的にはメリットを感じなかったにですが、一番理解出来なかったのは自分の実績の貰えるインセンティブの数%を何故!紹介者に渡さなければならないのか!!
非常に理解に苦しんでいましたし、これはおかしいっと妻に訴え続けてはいました。

結局、入会を阻止することは出来ませんでしたが。。。。


これだけ、僕自身が反対していたのになぜ入会を阻止出来なかったのか。

まず、妻の副業をしたい理由でした。
僕が当時、時差2直で働いており不規則な生活を送っていました。
安定した収入がそうでないと稼げ無かったのが現状でした。
その大変な状況を打開したく、新たな収入を得て僕の負担を軽減したいという理由からだそうです。

また、妻は積極的に人と関わることをしない人間なのですが、
この副業を通してコミュ力を上げてきたいと考えているとのことでした。

妻の考えを前に、もしそのコミュニティが正常なもので妻のチャンスを奪おうとしているので無いか。
っという悩みがありました。

そのため入会を阻止することが出来ませんでした。

入会後の妻との関係はお世辞にも良いものではありませんでした。
最初は様子を見ていましたが、

  • 週3回夜にミーティング、勉強会。
  • 講師の演壇を聞きに行く。
  • 活動報告会

今までなかったのですが、
一緒にいる時の晩御飯は一緒に食べていたのに、勉強会があるから。
っと別々で食べる事も増えていました。

僕自身もそのコミュニティに参加してほしい。っと妻から話され、一緒に参加すればきっと良いところ
わかるよ。っとの事でしたが僕は正直、不愉快極まりない気持ちでした。
また、妻は学生時代の知り合いに唐突に連絡をとり始め、そのコミュニティを進め始めていました。
僕は、

「そんな営業みたいな事を知り合いにすると信用失うよ?」

っと言った事があります。妻は、

「そんときは、仲はそんなものだったって事じゃ無い?」

この言葉を聞いた時、初めて妻を見損ないました。

暫くして、失敗して気づくだろうと自分に言い聞かせて平常心を保とうとしました。
ただ一言、
「そのコミュニティの名前も話も自分の前でするな。」
だけ妻に言っていまいした。

次第に僕の不機嫌な態度に我慢出来なくなったのか、妻は冒頭に出したMさんに相談し一度どんな仕事なのかを説明させて欲しい。っと言われました。

内心、どんな面をしているかのも気になったので了承し、カフェで会う約束をしました。
当日、Mさんの他にAさんと名乗るそのコミュニティ創設主要メンバー位置の人間が一緒にいました。

化粧品に商品紹介、コミュニティの話。
はいはい的に聞き流していき、鼠講じゃないっと押されました。

質問どうぞっと言われたので以下の事を聞きました。

おおかみ
おおかみ

副業禁止である中、それが妻の就職先に露呈した場合どうするのか?

M
M

その時はこちらの活動に全振りして頑張ればいい。税金に関しては抜け道を知っている。

おおかみ
おおかみ

仮に実績を得た時、なぜその人のインセンティブの数%が紹介者に渡るのか。

M
M

僕たちは信頼できる友達しか誘っていません。仲のいい人同士で良い商品を使う。

だからコミュニティなのです。その場所を提供する代わりにお代を頂きます。

奥さんの実績が伸びて、奥さんの紹介者が実績を出すことで奥さんもwin-winです。

M
M

奥さんは今の職に難を示していました。ネガティブな感情も多かったです。今、グループラインに毎朝、おはようございます!!っと挨拶をしてくれます。奥さんに今まで無かったことじゃ無いですか?

僕の妻の何を分かった気でいるのか。ものすごい憎悪があったのを覚えいます。

Aさんが少しMさんのフォローを入れるように、
「旦那様が納得いくまでは奥さんにこちらからご連絡することは控えます。何か不明な点あれば遠慮なくご連絡ください。」

帰宅後、Mさんに対しての怒りの意、改めてそのコミュニティーを抜ける様に言いました。
また、現在の職も辞めて一度環境を整える行動をしようと話しました。

妻は精神疾患の療養を摂るため職場を退職ししっかり休んでもらいました。
また、眠剤などの薬も控えて心身をリフレッシュできるお出掛けを沢山しました。

精神的にも身体的にも具合が良くなり、妻自身に余裕が出てきたとき
「なぜコミュニティの参加してしまったのか。」
判断能力が弱くなっていたと言っていました。

今ではコミュニティから離脱し、新たな就職先で頑張っています。


僕の予想ですが彼らが妻に接近した理由は、

  • 現在の職場に不満がある人
  • 精神的に余裕がなく、メンタルが低くなっている人
  • 自信をなくしている人

そういった感じ人をターゲットにしているのでは無いかと思います。

隣の芝生は青く見えるように勧誘し、こっちの方が心地いいぞ?っという感じの話は特にその場に不満がある人には効果大では無いでしょうか。
また、心にダメージを負っている人に救世主的に近づくことで、
信頼を得ようとしている事も予想してます。

弱っている人をターゲットに近づいて来たとすると相当極悪な集団なんだなと感じます。
そんなことで収益を得ようとする人になりたくなですね。

皆さんも身近な人が似たような環境で、変なのが近づいていた時は守ってあげてください。

では!

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