こんにちは、おおかみです。
今回は日本自動車連盟(JAF)主催のモータースポーツイベント。
JAFオートテストについてご紹介します。
参戦の閾値が低くご自分の車で参加可能なので、モータースポーツに興味がある人や、車の運転技術を向上させたい人にとって、気軽に挑戦できるイベントです。
また、初めてのモータースポーツ体験としても適しています。
オートテストとは
オートテストとは設定されたコースをできるだけ速く、かつ正確に走行してタイムを競います。主に駐車場などの比較的小さなスペースで開催されるため、特殊な改造を施した車両でなくても参加できるのが特徴です。
参戦に必要なこと
オートテストの素晴らしいところはライセンス等の資格が必要なく、ヘルメット不要で参加できる競技になっています。(長袖、長ズボンは必須。)
車両はナンバー付き、公道を走行できる保安基準の合格した車であることが条件となっています。
不正改造車は参戦できないと思うので注意が必要ですね。笑
それ以外は、特に条件は無いので殆どの車で参加が可能となっています。
もちろん軽自動車でも参戦できます。軽自動車の方がはやいかもしれません。笑
ドライビングスキルが磨かれる競技。
このオートテストで設定されるコース。
コーンとコーンの間隔が比較的に短くスラロームや旋回。
恐らくジムカーナでは中々無いバック走行にて駐車するムーブがあります。
これがドライビングスキルが磨かれる理由です。
バックで駐車ムーブがある事でより普段の運転に必要な感覚を鍛えることができますよ。
短いタイムを狙ってくと必然的にぎりぎりを攻めていく様になります。
コーンのぎりぎりをすり抜けることで車幅を体感的に捉える能力が研ぎ澄まされます。
平均的に大体45秒程とあっという間に終わってしまうコースとなっています。
これを2回のチャレンジのみでベストを尽くさなければなりません。
これも中々プレッシャーですよね。笑
このプレッシャーはジムカーナに似た雰囲気を味わえていいですよね。
この手のプロたちもいらっしゃいます。
もちろん競技ですので、順位がつきます。
この手のガチ勢がコンマ何秒を争っています。
素人で参戦したら最下位付近では?っと心配になる方もいらっしゃると思いますが、
安心してください!
しっかりクラスごとに分かれていて、
MT車で経験者、初心者。
AT車で経験者、初心者。
軽自動車で経験者、初心者。
など各クラスごとで経験者と初参加の方で区分分けされています。
また、レディースクラスもありますので女性の方も安心して参加できます!
オートテストに参加する意義。
オートテストの素晴らしいところは、
自分の車で参加できる事。
ヘルメット、グローブを着用しないので普段に走行状況に近いのでドライビングスキルが向上する事。
が挙げられます。
自分の車で参加し、普段行わないハンドル操作をします。
タイトなスラロームではコーンのスレスレを通過し、ハンドルを左右にすばやく切ることで、
今まで経験した事のない車の挙動を経験する事ができます。
車の限界を追求とまではいかなくても、
この動きをしたらこの車は曲がり切れないな。スピンするな。ブレーキが間に合わないな。
っといったアクションを体感的に理解する事ができます。
無い方が良いですが運転中、直前に倒木や停止車が現れた時に咄嗟に判断しハンドル操作と
ブレーキ操作がより安全に自然とできる様になると思います。
車の挙動を知ることは安全運転につながる重要な事なので、
その点でこういったオートテストのような活動は重要なイベントだと思います。
まとめ
今回はオートテストについて解説しました。
このイベントは毎年各地域にて開催されていますので是非公式サイトにて、
日程を確認してみてください。
近年、モータースポーツどころか車に興味を持ってくれる若者が少なく、
この業界が寂しい時代になりました。
車が高い、物価高、不景気。
そもそも、モータースポーツはお金が掛かり閾値が高いのが離れてしまう原因だと感じます。
その中でこうしたハードルを下げてくれるイベントの重要性は大きく感じています。
特に若い世代の方にこうしたイベントに是非興味を持ってもらいたい!
日本車が荒々しい時代まではいかなくても、日本経済を支えてきた車たちが活躍できる環境をもっと増やしていける様に、僕も情報発信していきたいと思います。
では!
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