どうも、おおかみです。
汗ばむ夜、眠りの質が下がることで、体調や日中のパフォーマンスにも影響が出る季節がやってきます。近年電気代の高騰からエアコンを使用するのも気を遣う時代になりました。
今後の夏は如何に涼しい商品を取り入れ快適に近づけるかがポイントになっていきます。
エアコンだけに頼らず、寝具そのものを見直すことで、快適な睡眠環境を作ることができます。中でも注目されているのが「接触冷感」のお布団です。今回はその仕組みと、価格帯ごとの違いをご紹介します。
接触冷感とは? ー 仕組みー
接触冷感お掛け布団はたくさんあるし、価格帯も振り幅が広くて何がいいのかわからなくなる事ありませんか?
能力で見るのであれば大きく違うのは最大熱吸収速度です。
まずは接触冷感の仕組みについて説明します。
「接触冷感」とは、肌が布地に触れたときに“ひんやり”と感じる性質のこと。実はこれは素材の温度が低いわけではなく、熱の移動速度によるものです。
人の皮膚の温度は約33℃前後ですが、冷感素材に触れると、体の熱が布に一気に移動します。このとき、熱が急速に奪われることで「冷たい」と脳が感じるのです。
この熱移動の速さは「Q-max値(最大熱吸収速度)」という指標で測定され、数値が高いほど冷たく感じるというわけです。
Q-max値はあくまで「接触した瞬間」の熱の移動量を数値化したもので、持続的な冷たさを表すものではありません。
冷たさが“続く”かどうかは、素材の放熱性や熱容量、通気性、保水性なども関係します。
一般的にQ-max0.2以上が冷感と区分されるようです。
安いものと高額なものの違いとは?
接触冷感の寝具は1,000円台のものから1万円を超える高級品まで幅広く存在します。それぞれの価格帯でどのような違いがあるのかを整理してみましょう。
項目 | 安価(〜3,000円) | 中間(3,000〜8,000円) | 高額(8,000円〜) |
---|---|---|---|
Q-max値 | 0.2〜0.3程度 | 0.3〜0.4程度 | 0.4以上(0.5を超えるものも) |
素材 | ポリエステル中心 | ナイロン混合やキシリトール加工 | 専用冷感繊維、PCM(相変化素材) |
耐久性 | 洗濯で冷感低下しやすい | 比較的安定 | 長期使用でも効果持続 |
機能性 | 単一素材、薄手 | 吸湿速乾、防臭加工などあり | 冷感+温度調節機能、抗菌、通気性向上など |
ニーズ別!おすすめの接触冷感お布団
コスパ重視派に:安価モデル
おすすめ:ニトリ「Nクール」シリーズ(スタンダード)
- 約2,000〜3,000円
- Q-max値は公表されていないが、初期の冷感はしっかり感じられる
- 家族全員分揃えやすく、頻繁に洗いたい人向け
バランス重視派に:中間モデル
おすすめ:アイリスオーヤマ「ひんやり寝具シリーズ(プレミアム)」
- 約5,000円前後
- Q -max 0.551
- キシリトール加工や吸湿性、肌触りの良さが◎
- 夏の期間だけしっかり使いたい人にぴったり
冷たさ最優先派に:高級モデル
おすすめ:西川「COOL TOUCH(クールタッチ)プレミアム」
- 約1万円以上
- Q-max 0.552
- PCM素材(相変化材料)による体温に応じた冷却効果
- 長時間冷感が続き、寝返りを打っても冷たさが持続
最後に:夏の眠りを、もっと快適に
エアコンの使用ももちろん大切ですが、「接触冷感」の寝具を取り入れることで局所的に体温を下げ、自然な眠りを誘う環境が整います。価格だけで選ぶのではなく、あなたの睡眠スタイルや使用シーンに合った一枚を選ぶことが、真夏の夜を乗り切るコツです。
Q-max値(最大熱吸収速度)も大切ですが、耐久性や扱いやすさもみて総合的に
合っているものを思考すると賢く快適に過ごすことができると思います。
ただ、近年の夏の暑さは上昇し続けているので無理をせず、エアコンにも頼るようにしましょう。
熱中症になった場合のリスクは避けなければならないので!!
今年の夏はどんな夏になるのか。。。
どうにか乗り切っていきましょう!
では!
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