日本は地震、台風、豪雨、津波、火山噴火など、自然災害が多い国です。特に赤ちゃんや新生児を育てている家庭では、災害時の対応が難しくなることがあります。
最近、一度地震が起きると断続的に余震が付近や離れた場所でも起きるようになりました。
こうしたもしもの時に備えるためにも取るべき行動を調べて見ました。
僕は第一子を育ています。
このか弱い小さな命を災害からどのように守るべきか。
これを考えています。
夏場の電力消失が一番怖いですが、避難所生活での赤ちゃんの及ぼす影響。
周りの人にも迷惑をかける心配。
考えるとキリがないですね。
この記事では、「赤ちゃんを育てる家庭が自然災害に備えてできること」「災害時にとるべき行動」「確認すべきポイント」「心がけたいこと」を詳しく解説します。また、いざというときに役立つ行政や情報サイトも紹介します。
なぜ自然災害対策が必要なのか?
赤ちゃんは体温調整が未熟で、免疫力も低いため、避難所生活や断水・停電などの影響を強く受けやすいです。大人と違って、必要な物資も多く、緊急時には手に入りにくくなる可能性もあります。
そのため、事前の備えと知識が命を守る鍵となります。
過剰な買い溜めは様々な悪影響を及ぼします。
そのため、最低限の備蓄で考えていくのが良いでしょう。
災害時に確認すべきこと
■ 家族の安否確認手段の確保
災害発生時は、携帯電話の通話ができなくなることがあります。以下の手段を活用しましょう。
- 災害用伝言ダイヤル「171」
- 災害用伝言板サービス(携帯キャリア提供)
- LINEの「Keep」機能でメッセージ保存
■ 避難場所と避難経路の確認
- 自宅周辺の指定避難所、広域避難場所を事前に確認
- ベビーカーや抱っこひもで移動することを想定し、段差や通れない道をチェック
- ハザードマップを確認し、浸水や土砂崩れのリスクを把握する
(※各自治体のホームページや「ハザードマップポータルサイト」で確認可能)
災害時に心がけたい行動
■ 赤ちゃんを第一に考えた避難行動
- 泣いても焦らない:避難所で泣き声が気になることもありますが、赤ちゃんの安全と健康が最優先。
- 温度管理に注意:赤ちゃんは体温調整が苦手。保温できるブランケットや防寒着の準備を。
- 授乳スペースやおむつ替えの場所を確認:避難所でのプライバシー対策を意識しましょう。
特に温度管理が難しくなります。
寒さは着込む、大人の体温など方法はありますが、暑さに対しては対策が限定的です。
電力消失時は特に危険な状態でしょう。極力冷暗な場所を探し冷感タオルなどを持参し子供の熱中症多作に努めて下さい。
■ 二次災害の防止
- ガスの元栓を閉める
- 停電時はブレーカーを落とす
- 窓ガラスなどの飛散防止フィルムの貼付
日頃から備えておくべき防災グッズ【赤ちゃん編】
赤ちゃん向けの防災グッズは、通常の非常用持ち出し袋に加えて準備する必要があります。以下があると安心です。
種類 | グッズ内容 |
---|---|
食品 | ベビーフード、液体ミルク、哺乳瓶、粉ミルク、授乳用ケープ |
衛生用品 | おむつ(3日分以上)、おしりふき、使い捨て手袋、消毒用アルコール、体温計 |
衣類・保温 | 肌着、帽子、防寒着、ブランケット、抱っこひも |
その他 | 母子手帳のコピー、健康保険証、常備薬、ビニール袋、ゴミ袋、音の出ないおもちゃ |
ポイント:1週間分の備蓄を目安にしておくと、避難所や救援物資が届くまでの間も安心です。
災害時に役立つ行政・情報サイト
■ 【内閣府 防災情報のページ】
自然災害に関する政策・予報・避難情報などを掲載。
■ 【NHK 災害情報】
リアルタイムで各地の災害状況を報道。信頼性が高い。
■ 【気象庁】
最新の気象情報、警報・注意報、地震速報などが確認できます。
■ 【東京都防災ホームページ】(※他都道府県も独自に運営
避難所情報、防災マップ、防災ブックの提供など。
実際の災害体験から学ぶこと
東日本大震災や熊本地震では、赤ちゃんを連れて避難した家庭が多く、共通して挙げられた声には次のようなものがありました:
- 「液体ミルクがあって助かった」
- 「おむつが足りなくて困った」
- 「避難所に赤ちゃん用のスペースがなかった」
このような実体験から、赤ちゃんを育てる家庭が直面する課題を想定して対策しておくことが大切です。
赤ちゃんの心と体のケアも忘れずに
災害時、赤ちゃんもストレスを感じます。泣き止まない、食欲がない、寝つきが悪いといった反応が出ることもあります。
- なるべくいつも通りの声かけや抱っこをして安心させてあげましょう。
- 簡単な遊びやお気に入りのおもちゃで気を紛らわせてあげることも有効です。
最後に:家庭でできる備えが、赤ちゃんの命を守る
災害はいつ起きるか分かりません。「備えあれば憂いなし」と言いますが、赤ちゃんのいる家庭では備えの内容がより重要になります。この記事を参考に、ご家庭の防災対策を見直してみてください。
まとめ:自然災害対策のポイント(チェックリスト)
- 避難場所・避難経路の確認
- 非常持ち出し袋の準備(赤ちゃん用含む)
- 家族の安否確認方法の共有
- 赤ちゃんの健康・衛生管理の準備
- 最新情報を得るための情報源を確認
備えあれば憂いなしとはよくいった物です。
何もしなくて取り返しのつかない後悔になるよりも、
あぁ使わなかったねぇ 笑 で済んだほうが圧倒的にいいですよね。
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